靴のニオイが気になりませんか?

出典:写真AC

一日履いた靴のニオイが気になる。
家族の靴がとてもクサイ。

靴のニオイ問題は深刻です。
靴箱や玄関全体までどんよりとして、なんとかしたいと思う人も多いのではないでしょうか。

今回は、靴や靴箱のニオイ対策、濡れてしまった靴のお手入れ、靴や靴箱のニオイの予防方法など、人に相談しにくいニオイの問題を、掃除のプロ竹内政子先生に教わります。

 

なぜ靴はクサくなってしまうのか

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靴のニオイの原因は雑菌です。
靴下や靴に付着している雑菌が人の汗と一緒になって繫殖した結果、あのニオイになります。
人の足は多い時で1日に約200mlも汗をかくと言われています。
靴の中は汗と体温で湿度と温度が高く、エサになる人間の皮脂も豊富にあるため、雑菌にとって天国のような繁殖環境なのです。

 

靴のニオイを取る方法

ニオう靴の対策方法をご紹介します。

①洗う

スニーカー等、洗うことができる靴は定期的に洗いましょう。
ぬるま湯に洗剤を溶かし、浸け置いた後に歯ブラシ等で汚れを落とします。

 

②消臭スプレーを使う

手軽で使いやすいのが市販の消臭スプレーです。
効果はあまり持続しないので、こまめに継続して使いましょう。

最近竹内先生は消臭対策にミョウバン水を作ってスプレーを使っているそう。
特にニオイが気になる靴やブーツ、長靴等の内側に吹き付けたところ効果があったとのこと。

どちらも事前に目立たないところで変質しないことを確認してから使いましょう。

 

③10円玉を入れる

おばあちゃんの知恵袋のようですが、10円玉の銅イオンに除菌作用があり、雑菌の繫殖を抑制するそう。丸めたアルミホイルでも同じような効果があるそうですよ。

 

④炭を入れる

炭の消臭パワーも効果的。紙や布の袋等に入れてシューキーパーにしたり、靴箱の中に置いたりします。
定期的に天日干しをすると炭の吸収力が戻ります。

 

⑤靴箱は重曹で消臭・除湿

ニオイと湿気がこもりがちな靴箱には、重曹もおすすめです。
重曹には消臭効果と吸湿作用があるので、靴箱のニオイと湿気を除去、雑菌が繁殖しづらくなります。
靴下に入れてシューキーパーにもできます。

2~3ヶ月程で固まったら取替え時。固まったものは重曹水にして掃除に使えます。
ゴミ箱やサニタリーボックスに入れれば消臭剤になり、そのまま処分できます。

 

ニオイの原因にも。濡れた靴のお手入れ方法

水に濡れてしまった靴はニオイが発生しやすくなります。
特にお手入れが難しそうな、濡れた革靴のお手入れを紹介します。

① 靴についた水滴を乾いたタオルや布で丁寧に拭き取ります。

 

② 新聞紙等、吸水性の高いものを詰め、風通しの良い場所で陰干します。
靴のつま先を少し浮かせるとしっかり乾かす事ができます。
新聞紙はこまめに取り換えましょう。

ドライヤーを使って乾燥させることはNGです。

 

③ 乾いたらひび割れ防止のために、靴と同系色の靴用クリームを塗ります。
靴全体に薄く塗るのがポイント。

 

④ 仕上げに風通しの良い屋外で防水スプレーをかけます。

 

ニオイの予防方法

ニオイの対処も大切ですが、予防も必要です。竹内先生が実践している予防方法をご紹介します。

 

同じ靴を続けて履かない

1日履いた靴は陰干しをして休ませ、水分をしっかり飛ばします。

 

通気性の良い靴、抗菌・消臭効果がある靴を選ぶ

靴を買う時は、通気性や抗菌・消臭効果、雨の日用の防水仕様の靴も視野に入れましょう。
防水スプレー、抗菌スプレーもお忘れなく。

 

靴箱を換気する

靴箱は定期的に扉を開けて換気をします。
引き出し式の靴箱を使っている場合は、引き出して空気に触れさせましょう。

通気性のよい靴箱用のアイデアグッズを使うのもおすすめです。

竹内先生が最近愛用しているのが、裏面に通気孔があり扉は開閉式のもの。
ボックスだけを取り出して空気を通すことができます。
履きたい靴がひと目で分かり、季節ごとの入れ替えもラクです。

 

除湿・消臭シートを使う

靴箱の中に市販の除湿・消臭効果のあるシートを敷きましょう。
棚の汚れ防止にもなります。

 

ニオイを防ぐためには靴の中も大切

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靴のニオイ対策と予防方法をご紹介しました。

家族が変化すると靴のニオイ事情も変わります。

竹内先生がニオイの問題で家族に一番伝えているのが「足をしっかり洗って清潔にして!」ということ。
年頃の男の子のお母さんでもある竹内先生は、家庭内で「いくら外側の靴をきれいにしてもニオイの元の足が汚れていてはクサいままなの!」と口を酸っぱくして言っているそう。

靴のお手入れと中の足のケア、合わせて気をつけていきましょう。