換気扇の掃除をラクに時短で!プロ開発の洗剤「サットレール」を使ってみました。【前編】

時間と体力をかけたのに、思うほど汚れが落ちずに疲ればかりが残ってイライラする換気扇掃除。

2017年にリンナイが行ったアンケートでは、大掃除で面倒な場所ナンバー1は「換気扇・レンジフード」でした。


もっとラクに、短時間でしっかり汚れが落ちる方法はないの!?


そんなみなさんの心の声が聞こえてきそうです。

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出典:写真AC

そこで、リンナイスタイルのママスタッフ司馬(しば)がラクにできる換気扇掃除に挑戦しました。

前編では換気扇の外側とフィルターを、後編ではファンを掃除しています。ぜひ参考にしてください。


換気扇の掃除方法

換気扇の掃除場所は3ヵ所。「換気扇の外側」、「フィルター」、「ファン」です。

汚れレベルとしては、順に、軽度、中度、重度といったところでしょうか。


換気扇掃除の手順は以下の通りです。


  1. フィルターとファンを取り外し、洗剤につける
  2. 外側のフード部分を掃除する
  3. フィルター、ファンを洗う
  4. フィルター、ファンをしっかり乾かし、元に戻す

 

特に難関は3です。ここに体力と時間がかかるので億劫になるのです。


掃除に挑戦する司馬もここ数年換気扇の外側を拭くだけだったため、内側はかなりの汚れが予想されると言います。



掃除道具を揃える


ラクで時短の掃除には、汚れに応じた掃除道具を使うことも大切です。

固まった油汚れを早く、ラクに落としてくれる洗剤が欲しいところですが、強力な洗剤は扱いに気を使うし、匂いも気になります。


そこで用意したのはリンナイスタイルでも人気の専用洗剤です。


換気扇の製造メーカー「富士工業」が開発した「サットレールスプレー」とウェットシート状の「サットレールシート」です。

「サットレールスプレー」はスプレー式で、フィルターやファンなどの汚れのひどい部品や、取外しできる部品の掃除に、「サットレールシート」は同じ専用洗剤を不織布に含ませたもので、毎日のお手入れや取り外しができない場所のお手入れに向いています。


メーカー開発の洗剤で、換気扇へのダメージも最小限に抑えられそうです。

このほか、「掃除の達人 すみっこブラシ」と「ゴム手袋」を用意しました。


※お手入れの際は、必ず電源プラグをコンセントから抜く、または分電盤のブレーカーを切ってから作業を行ってください。


※パーツの構成や取外し方法はメーカーによって異なります。お使いの換気扇の取扱説明書に従って行ってください。

汚れレベル軽度:換気扇の外側はウェットシートタイプの「サットレールシート」で


早速お掃除開始!


まずはフィルターとファンを外して、「サットレールスプレー」を吹きつけて放置。

その間に汚れレベルが軽度で比較的に落としやすい外側から掃除を始めます。

油汚れとホコリが一緒になり、うっすらと茶色くくすんで見える換気扇の外側を「サットレールシート」で拭いていきます。

シートで油汚れを落とすポイントは、シートを汚れに押し当てて、汚れと洗剤をなじませるようにした後、ゆっくり動かすことです。


「最初はホコリと油が混じった汚れにシートが引っかかっているようで、落とせているようには思えなかったのですが、ゆっくりなじませるとスルッと取れるのがわかりましたね。」と司馬。

メイクを落とす時にメイク落としをお肌に乗せてなじませていると、フッと軽くなる感覚に似ているでしょうか。

コツを掴み、スーッと汚れが落ちる威力に、司馬のテンションも上がっていきます。


シートも厚くて掃除しやすいですし、洗剤が垂れてこないので、とてもラクです!


大判、厚手で丈夫なシートは途中で破れることもなく、10枚入りの袋を使い切る前に外側と内側をきれいに拭くことができました。

シートなので内側の入り組んだ細かい部分も掃除できます。汚れを拭いてキレイになったらシートをそのままゴミ箱にポイ♪と、手軽さは格別!


その後はやわらかい布で乾拭き(水拭きでも)をしたら、換気扇の外側の掃除は完了!


※掃除中は電気部品(スイッチやモーター等)に水や洗剤をかけないようにしてください。

汚れレベル中度:詰まりぎみのフィルターには「サットレールスプレー」をシュッシュッ!


汚れのレベルが上がり、次は苦手な人が多い「フィルター」です。

油とホコリで目が詰まり、向こう側が見えない司馬家のフィルター。

シンクを傷つけないよう古タオルを敷き、2重にしたビニール袋の中にフィルターを置いて「サットレールスプレー」をまんべんなく吹きつけました。

「思っていたよりたくさんスプレーしないといけなかったです。でも強い洗剤によくある刺激臭がほとんどないので、苦になりませんでした」と司馬。

ゆるめの泡がフィルターの間に入り込んで油汚れと馴染んでいるようです。

この状態で30分ほど放置。

30分後、「すみっこブラシ」を使って汚れを落としていきます。

掃除をしているうちに司馬が自分流の“汚れを落とすコツ”を発見しました。

斜めになっているフィルターに対し、ブラシの毛先が垂直になるようにあてるのだそうです。

こうするとブラシの先端が汚れている面の部分にしっかりあたり、汚れをキャッチしてかき出せるのです。


「コツがわかった!落ちる落ちる!いいぞー♪」


勢いよくこすり落としていきます。司馬、ちょっと楽しそうです(笑)

みなさんもベストアングルを探しながら、ゴシゴシ洗ってみてください。

最後に水で流して終了。うっすらと茶色だったフィルターも無事に銀色に戻りました 。 しっかり向こう側も見えるようになりましたね。

落ちない場合はフィルターごとの交換を


それでも、こんな力仕事はイヤだ、時間がない、一生懸命洗っても落ちなかった、という方には、フィルターごと交換することをお勧めします。


詳しくはこちらから⇒レンジフードのフィルター交換について


 


さーて、次回は?


ここまで意外にもテンポよく掃除ができた司馬。いよいよ最大の難所、汚れレベル重度の「シロッコファン」に挑みます。


この汚れを落とすコツはこちらの後編で!


換気扇の掃除をラクに時短で!プロ開発の洗剤「サットレール」を使ってみました。【後編】