服やタオルからするニオイを取り除くには?

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きれいに洗ったはずなのに、服やタオルにイヤなニオイが残っている。
頻繁に洗濯ができない服にニオイがついてしまっていた。

どちらもイヤですよね。
このイヤなニオイですが、前者は洗濯で落とし切れなかった汚れが、後者はニオイの元が付着したことが原因です。

お掃除とお片付けのプロ、大津たまみ先生は
「洗濯物からするイヤなニオイの原因は洗濯で落としきれなかった、汗や皮脂等のたんぱく質の汚れです。衣類に残ったたんぱく質をエサに雑菌が増え、分解することでニオイが発生しています。汚れが落ち切らず衣類に残り続けると、服のニオイはどんどん強くなってしまいます。
『洗濯の3原則』を守って汚れをしっかり落とせば、一度ついてしまったニオイの元でもたいていはきれいになくすことができますよ」とのこと。

ついてしまったニオイの元の取り除き方も合わせて、ニオイの解決方法を教わりました。

 

洗濯物に残ったニオイは「洗濯の3原則」を守って撃退!

洗濯で落としきれなかった汚れが原因のニオイは「洗濯の3原則」を実行することで解決します。

原則1:洗濯物はためない

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洗濯物はためず、できるだけ毎日洗うようにしましょう。
雑菌は時間が経つにつれて増えていきます。
特に洗濯前の衣類を洗濯機の中に入れておく習慣がある方は要注意。
衣類についた雑菌に洗濯槽の雑菌が移り、どんどん増殖していきます。

大津先生は「洗濯前の衣類は通気性の良いカゴの中、可能なら濡れた物と乾いた物を分けて入れておけると良いですね」とアドバイス。

 

原則2:汚れが酷い衣類は下洗いをする

汚れが酷い衣類は事前に酸素系漂白剤で下洗いをしましょう。
40度から50度のお湯に、表示に従って漂白剤を入れ、30分程つけおきをします。
その後はしっかりとすすぎ、他の衣類と同じように洗濯をしましょう。

 

原則3:お風呂の残り湯をすすぎに使わない

節約や環境のためにお風呂の残り湯で洗濯をされる方もいらっしゃると思います。
それ自体は悪いことではありませんが、すすぎの時に残り湯を使うのはやめましょう。
入浴後のお湯には雑菌がいっぱい。
一晩経つと温水の中で更に増殖しています。

「雑菌がうようよしている水ですすぐと、せっかく洗剤を使ってきれいになった衣類にまた雑菌がついてしまいます。すすぎには残り湯ではなくきれいな水を使ってくださいね」と大津先生。

 

それでもニオイが気になる時は。

さらに、大津先生は3原則を守っていてもまだニオイが気になるという時に試してみてほしい、2つの洗濯方法をアドバイス。

温水を使って洗濯をする

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汚れ、特にニオイの元のたんぱく質汚れは40度以上のお湯で洗うと落ちやすいと言われています。
汚れが酷い時、ニオイが気になる時は温水で洗濯をしてみてください。
洗濯機の中には温水洗浄機能のある機種もありますので、買い替え時の検討材料にしてみてもいいですね。

 

衣類乾燥機を活用する

乾いた高温の場所ではニオイの元になる雑菌の繁殖がかなり抑えられます。
ニオイが気になる時や洗濯物の乾きが悪い季節は意識して衣類乾燥機を使いましょう。
自宅にない場合は、積極的にコインランドリーを利用するのも良いそうです。

 

ついてしまったニオイの応急処置方法

もうひとつのニオイの原因、外出時や食事時にニオイがついてしまった衣類からニオイの元を取り除く応急処置も教わりました。

①洋服ブラシでブラッシング

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簡単に洗濯ができないニットやコート等についたニオイは、ブラッシングをすることである程度落とすことができます。

②高温スチーマーをあてる
高温の蒸気でニオイの元の雑菌等をある程度除去することができます。

③入浴後の浴室に干して浴室乾燥機を使う

②と同じ原理ですが、浴室に残った湿気を一度吸わせて乾燥させることで、ニオイの元を飛ばします。

④消臭グッズを使う
スーツなどは市販の消臭スプレーを使ったり、消臭効果があるハンガーにかけたりすることもおすすめです。

⑤煮沸する
綿の衣類限定ですが、10分程度煮沸するとニオイが取れます。

 

やっぱりお洗濯も基本が大切です。

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今回ご紹介した方法はニオイが気になる時だけでなく、普段から気をつけてみると気持ちよく過ごせそうです。
お掃除や片付け同様、お洗濯も基本を守ってこまめなケアが近道のようですね。

また、汚れをしっかり落とすためには定期的に洗濯槽の掃除をするのも大切だそう。
洗濯槽が汚れたりカビたりしているとそれらが衣類に移ってしまいます。
お酢や洗濯槽クリーナー等を使って定期的に洗いましょう。
洗濯後はフタを開けて中を乾燥させるのもお忘れなく。

洗濯の基本を見直して気持ちのよい洗濯をしてくださいね。