家事のプロが食器洗い乾燥機をすすめる理由

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みなさんのご自宅に「食器洗い機」もしくは「食器洗い乾燥機」はありますか?

内閣府の調査によると、「食器洗い機」の普及率は2人以上の世帯で3~4割。
それよりも高い世代もあります。
ただ、あってもあまり使われていないというのも事実のよう。

家事のプロ、大津たまみ先生は食器洗い機、もしくは食器洗い乾燥機(以下、「食洗機」と統一)を持っているのなら積極的に使ってほしいと言います。
特に共働き世帯であれば、食器を手で洗う手間と時間を少しでも軽くして家事効率を高め、その分自分や家族との時間にしてほしいそう。

今回は掃除と家事のプロに、食洗機を使うメリットと、意外に知らないお手入れ方法を教わります。

 

家事のプロが考える食洗機のメリット

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大津先生が考える食洗機を使うことのメリットは主に次の3つ。

1)時間の節約
2)水道代・ガス電気代の節約
3)高温洗浄による除菌効果

食洗機は時間だけでなく経済面でも衛生面でも使う価値が高いというのが大津先生の考えです。
実際、多くのメーカーが手で洗うよりも水道代やガス・電気代が抑えられるように設定されています。乾燥にかかる費用が気になる場合は洗浄を任せるだけでも変わります。

食洗機内で使われる水は手で直接触れられない高温なので、汚れ落ちも早く、除菌効果にもつながり、衛生的。
機種によっては更に除菌効果の高い機能を備えているものもあり、持っているのなら積極的に活用しない手はないと言います。

そんな食洗機をより効率よく使うポイントが、食器の入れ方。

「入れる食器の数や量は家庭によって変わりますが、基本は大きな食器から入れていくこと。ご家庭に合わせて工夫をして、むだなく洗える方法をみつけてみましょう」と大津先生。

なお、事前に取扱説明書などを読み、入れてはいけない食器類なども確認しておきましょう。

こんなものも食洗機で洗えます。

昨今の食洗機はフライパン等大きな物もラクに洗えるようになっています。
実はこんなものも洗えることをご存知でしょうか?

ガスコンロのゴトク(鍋を置く部分)です。

ゴトクは形が特徴的なので手で洗うのが大変。汚れもこびりつきがちです。
機械に任せてしまえばラクにキレイにすることができるので、大津先生は特におすすめ、とのことです。

 

食洗機の基本のお手入れ

便利な食洗機ですが、多くの人が忘れがちなのがお手入れ。
食器を洗って乾燥させる場所なので自然にキレイになると思いがちですが、実際は食器についていた食材や汚れがそのまま庫内に残ることも多く、ニオイやピンク色をしたバクテリアの発生の原因になったりするのだそう。

大津先生に食洗機の基本のお手入れ方法を教わります。

 

1.パーツを外す

まずは食洗機からカゴなどのパーツを取り外します。

取り外し方は食洗機の取扱説明書に従ってください。

 

2.庫内の汚れを取る

やわらかい布等を使って食洗機の庫内を水拭きします。
食材の切れ端等のゴミを取り除き、汚れがこびりついている場合にはクエン酸水を使って落とします。

クエン酸水の作り方についてはこちら
→ クエン酸掃除の基本と応用~プロに教わるナチュラル掃除 ~

 

3.パーツの汚れを落とす

カゴなどのパーツの汚れを、ブラシを使って落とします。
複雑なパーツもあるので、落ちにくい汚れにはクエン酸水を使いましょう。

特に食材の切れ端などを受けるフィルター部分にはゴミが詰まりやすいのでていねいに洗います。

 

4.パーツを戻し、庫内を専用洗剤で洗う。

外したパーツを食洗機に戻したら、食洗機の庫内を洗浄するための専用洗剤かクエン酸を使って庫内を洗浄します。
食洗機に洗浄モードがついている場合は洗浄モードで、ない場合は洗剤を入れて1度通常通りに運転させればOKです。

 

5. しっかり乾燥させる

洗浄が終わったら開けて中を乾燥させます。
洗浄直後は熱や蒸気が庫内に残っていることが多いです。そのままにしておくと雑菌が繁殖する原因となります。
一度開けて熱と蒸気を逃がしましょう。

※お手入れの方法は食洗機により異なる場合があります。必ず事前に取扱説明書を確認してから行ってください。

 

限られた時間を賢く使いましょう

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最後に、大津先生からはこんなアドバイスが。

「食洗機は水道代や光熱費がかかる、と無意識に思い込んでいませんか?

経済的な負担があまりかからないものも多く出ていますし、何より時間の大幅な節約になります。
機械ができることを機械に任せて、家族との時間を増やして、生活にちょっとしたゆとりを作っていきましょう。

便利な食洗機は賢く使っていきましょうね」