もやっとするホコリ汚れを解決します!

 

出典:写真AC

ちゃんと掃除をしているのにきれいになった感じがしない。
部屋全体がどことなくもやっと感じる。
掃除が面倒で雑貨を飾るのをあきらめている。

そのお悩みに共通する原因は「ホコリ」と教えてくれたのは、日本清掃収納協会の山口かな先生。
掃除機の吸引力では取り切れないホコリが、細いすき間、深いすき間、くぼみなどにたまっているからなのだそう。

山口先生はホコリ掃除にはペンキ用の「ハケ」が最適、と言います。

ペンキ用のハケは弾力性があって毛の密度が高いので、ホコリをきれいに取り除けるそう。
ハケはお掃除業界でも大人気の掃除道具で、山口先生のような “ハケ推し”がとても多いのです。

“ハケ推し”の山口先生に、ハケを使ったホコリ掃除について詳しく教わります。

 

ハケはこんな場所の掃除が得意。

ハケはホコリや土ぼこり等の乾いた汚れを落とす時に使います。

障子の桟(さん)や室内の巾木(はばき)等、細い場所のホコリをスーッとなでるようにして落とせます。

窓のサッシのような、凹凸がある場所のホコリ取りにも適しています。
ハケでホコリを払いながら掃除機で吸うようにすれば、ホコリが舞わずに掃除ができます。

 

プロがハケを使う、こんな場所。

もちろんこれだけではありません。
お掃除のプロはなかなか汚れを取りきれないこんな場所の掃除にもハケを使っています。

ボタンが細かいリモコン。
凹凸のある家具、特に食品のゴミがホコリと一緒に挟まっている椅子の隙間。
観葉植物の葉や茎の根元。
盲点になりがちな、ドアの蝶番やその上。

ほかにも、本棚に並べた本、飾ってある小さな雑貨、ナチュラルインテリアのカゴ等、知らない間に薄っすらと積もっていくホコリをハケできれいにしています。

 

なぜホコリにはハケがいいの?

様々な掃除道具がある中で、なぜお掃除のプロはハケにこだわるのでしょうか。

ハケは他の掃除道具に比べて、長く弾力性がある毛が密になっているため、細かい場所にたまっているホコリでもしっかり払えるからです。

例えば、ホコリ取りによく使われているふわふわとしたハンディモップは、平面のホコリを取り除くのには適していますが細かいくぼみの中までは届きにくいです。
一般的なほうきは毛の密度が低く、ある程度大きなゴミを集めるのは得意ですが、ホコリとなると毛の部分に入り込んでしまいます。
お手入れも大変で衛生面で不安が残ります。

ホコリ汚れを落とすのに最も適した道具を考えた結果、お掃除のプロが選んだのがハケだったのです。

 

ハケのお手入れ方法。

しっかり掃除をして汚れたハケにはお手入れが必要です。

ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、優しくもみ洗いをします。
よくすすいでから水気を絞り、干してしっかり乾燥させます。

「掃除は道具を手入れするまでが掃除ですからね」と山口先生。

 

プロが教える、掃除用のハケの選び方。

こちらは普段山口先生が使っているハケです。

「私は豚毛のものを使用していますが、他の素材でも構いません。
ホームセンターのハケ売り場にたくさんありますので、ご自身が使いやすい、お気に入りの1本を見つけてくださいね」とのこと。

山口先生のハケ選びのポイントは

  1. ハケの毛のコシがしっかりしていること。お掃除には弾力性が大事なので、柔らかすぎるものは向きません。
  2. 柄の部分が持ちやすいこと。力が入れられるように細すぎないことが大事です。
  3. ブラシ部分の幅が7.5㎝のもの。

ぜひ、参考にしてください。

 

肝心な時に頼れる、ハケ掃除。

いくらハケが優秀でも、毎日両手にハケと掃除機でお掃除をするのはちょっと大変。

山口先生は毎日じゃなくても気になる時にするのが良いと言います。
例えば来客前、玄関に飾りっぱなしの小物に積もったホコリを払っておもてなしをしたり、家の中がなんとなくもやっとしていると感じたり、ホコリが気になる場所を見つけてしまった時にちょこちょこっと払うと良いそう。
気付いた時にすることで、ホコリがたまり過ぎずに暮らせるそうです。

また、こういうお掃除は子どもが好きなことのひとつ。
遊びの延長でお手伝いをしてもらうと、家もきれいになり「僕ここやったよ!」という自信になるので一石二鳥です。

もやっとする場所のハケ掃除、ぜひ一度お試しください。