窓のお掃除をラクにする!汚れを予防するプロの技。

プロが取り入れる「予防清掃」とは?


汚れてからお掃除をするのではなく、汚れないための工夫をすることを”予防清掃”と言います。

予防清掃を日々の暮らしに取り入れるだけで、お掃除の手間をぐ~んと省くことができますよ。汚れを見るストレスも減って、快適な生活への近道です!


今回予防清掃をご紹介する場所は「窓」。なんとなくくすんでいたり、雨の後の汚れが気になる方も多いのではないでしょうか。一度汚れてしまった窓を全てキレイにするのは大変ですが、予防清掃を取り入れることで汚れにくくなり、お掃除が簡単になりますよ!

その1:窓の内側をリンスでケア

窓は内側からも汚れます。室内のほこり、煙や油の粒子による汚れ、手あか、タバコのヤニなど、さまざまな原因があります。


汚れにくくするには、水拭きをして乾拭きをした後、仕上げにリンスを塗ること!

リンスの成分の静電気防止効果が、ほこりや汚れを寄せ付けにくくしますよ。


使う時は水1リットルに対しリンス3滴ほどに薄めましょう。リンスの量が多いと、乾いた時にリンスが目立って汚れのように見えてしまいます。


高くて手が届かない場所は、フロア用ワイパーを使うとラクですよ。普段のお掃除は定期的に乾拭きをしましょう。

その2:窓の外側には自動車用ガラスコーティング剤!

雨の後に窓の外側につく汚れは、水あかやほこりなどによるものです。

汚れ予防には自動車用のガラスコーティング剤がおススメです。

車のフロントガラスに使うものなので、非常に撥水性が高く、窓に塗れば雨を弾いて汚れをつきにくくしてくれますよ

また、スポンジ部分がフロントガラスを傷つけにくい作りになっているので、窓を傷つけることもありません。


水拭き→乾拭きで汚れをしっかり落としてから、ガラスコーティング剤を直接塗りましょう。

普段のお掃除は、水拭きと乾拭きで大丈夫です。

撥水効果が薄れてきたなと思ったら、塗りなおしてくださいね。

その3:ゴムパッキンのカビにはパックとロウ!

窓のゴムパッキンは結露でカビが発生しやすい場所。

そのカビを根こそぎ取るには、特製のパックがおススメです!


かたくり粉大さじ1に対して、液体の酸素系漂白剤大さじ1弱を入れてよく混ぜ、ペースト状にします。

これをゴムパッキンのカビ部分に塗ってパックし、10分ほど置いたらぼろ布などでしっかりふき取ります。

壁につけないように気をつけてくださいね。

また手が荒れやすいので、手袋をしましょう。


カビが取れた後は、ゴムパッキンの上にロウを塗って、再びカビが生えないようコーティングしておきましょう。

日常的なお手入れは「マイクロファイバー」で!

普段の窓掃除には「マイクロファイバークロス」を使うのがおススメです。


濡れたクロスと乾いたクロスと2枚を用意して、水拭きをしてから乾拭きをします。

洗剤を使わなくても、マイクロファイバーの細かい繊維がほこりをしっかり絡めとるので、いつでもキレイな窓を保てます。

気になった時にささっと拭いてきれいな窓をキープしましょう。

“汚れにくい“窓を目指してお掃除を簡単に!

何度掃除してもすぐに汚れてしまう窓。面積が広いと、なかなか手がつけられなくなってしまう場所でもあります。そんな時は、予防清掃を取り入れて、“汚れにくい”窓をまずは目指しましょう。リンスやロウなど、家にある物を使って予防清掃をしておくと、次回のお掃除もはかどりますよ。


予防清掃は窓以外にも有効なので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。

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出典:写真AC