換気扇の掃除をラクに時短で!プロ開発の洗剤「サットレール」を使ってみました。【後編】

「換気扇の汚れをもっとラクに、短時間でしっかり汚れが落とす方法はないの!?」


多くの人が抱えるそのお悩みを、リンナイスタイルのスタッフ司馬(しば)が検証、前後編に分けて紹介しています。

今回は後編、いよいよ汚れレベル重度の「ファン」の掃除に突入です。

換気扇の掃除で使う掃除道具は?


今回換気扇の掃除に使っているのは、レンジフードの製造メーカーが開発した「サットレールシート」と「サットレールスプレー」。


「掃除の達人 すみっこブラシ」です。

汚れレベル重度:数年間放置したファンに「サットレールスプレー」と「すみっこブラシ」で立ち向かう


いよいよ最後の難関、ファン(司馬家はシロッコファン)の登場です!


プロペラファンの掃除も同じ要領ですので、参考にしてくださいね。

まずは、汚れがたまっているであろうシロッコファンを外してシンクへ。


※ファンを取り外すときは必ず脚立等に乗って作業をし、ガスコンロの天板には足をかけないでください。足をかけられますと天板が破損する恐れがあり、ケガにつながる危険性があります。

年代モノ(?)の貫禄漂う司馬家のシロッコファン。

油とホコリが混ざり合い固まっています。特に羽根部分のこびりつきは頑固そうです。

フィルター掃除と同様に「サットレールスプレー」を吹きつけます。

複雑な羽根部分にもしっかり、ムラなく、まんべんなくシュッシュッとして、30分ほど放置してから洗います。

洗剤でこびりついていた汚れがゆるみ、軽くこするだけで落ちていきます。

色の違いがお分かりになるでしょうか。もともとブラウンのシロッコファンかと思っていましたが、実はシルバーだったんですね。

勢いに乗ってどんどんブラシを動かしていく司馬。

あっという間にブラシの先端がこんな感じに。

そして、問題は汚れが蓄積した羽根の部分。湾曲した羽根が重なってるので掃除がしづらいです。

いったんすすぎ、再びスプレーを吹きつけて、ブラシの反対側についているスクレーパーでこそげ落とします。

(本来は効果が薄まるので水を使わないほうが良いらしいですが、あまりの汚れに耐え切れませんでした)


司馬「専用の洗剤でもこびりついてしまうと厳しいんですね。多少やわらかくなったとはいえ、固い物で削り落とすしかないですね」

格闘することおよそ1時間。

苦労の甲斐あって、新品と言っても過言ではないようなピカピカのシロッコファンに戻りました!


達成感と満足感に満ちた司馬。

「確かに大変でしたが、洗剤で油汚れがゆるんでいるおかげでガチガチにこびりついていた汚れも落とすことができました。すみっこブラシがいい仕事をしてくれました」


しっかり乾燥させたら、レンジフードに戻して掃除終了です。

汚れが軽いファンはやはり掃除がラクなの?


年代物のこびりつきと格闘した司馬がスタッフと話す中で、


「“換気扇の掃除は大変!”と思わない程度の、ストレスなく落とせる汚れはどれくらいのものだろう?」


という疑問が浮かんできました。


そこで、後日、掃除後9ヶ月経った別のスタッフの家のシロッコファンで「サットレールスプレー」の効果を試してみました。

2人暮らしのスタッフのシロッコファンです。


子育て中の司馬家とは使用頻度も違いますが、掃除後1年未満だとまだ油汚れもホコリも固まってはいないようです。

ただ、全体的にうっすらと茶色の油膜がついていて、羽根にはベタッとした油汚れがたまっている場所もあります。

サットレールスプレーを拭きつけ、15分ほど放置し、すみっこブラシで洗っていきます。


すると、スルスルと面白いようにキレイに汚れが落ちていきます!


自宅のシロッコファンにてこずっていた司馬はビックリ。

「すごいすごい!これは楽しい!!」

楽しそうに掃除を続け、15分ほどでキレイになりました。

途中、ブラシについた油と洗剤が混ざって粘土状になったので、ぬるま湯と中性洗剤(食器用洗剤)で溶かしつつ、細かい部分の汚れまでしっかり落としていきました。


最後はぬるま湯で汚れを洗い流して、完了!新品のようです。

やはり油が固まっていなくてホコリが少ないと、段違いにラクだったそうです。


司馬「これくらいの汚れなら、ストレスなく、しかも楽しくお掃除ができますね。やっぱり換気扇は最低でも年に1度の掃除が必要ですね

【結論】 時短でラクにキレイにしたいなら専用アイテムに頼ろう!


シロッコファンの羽根部分のこびりつきに手こずりましたが、司馬家の換気扇掃除は実質2~3時間で終了。

今までと比べ、およそ半分の時間ですっかりキレイになったそうです。

感想を聞くと、「本当は汚れが酷過ぎてもっと時間がかかるのではないかと覚悟していましたが、思っていたより短時間でキレイになってよかったです!やっぱり専用洗剤は違いますね。ただ、最低でも1年に1回は掃除が必要だなと反省しました」とのこと。


すっかりきれいになったレンジフードを見上げて、来年こそは油が固まる前に取り組もうと心に誓ったとか誓わなかったとか…。


面倒な掃除場所ナンバーワンの換気扇・レンジフード。1年に1度、プロの洗剤でラクに掃除をしてみてはいかがでしょうか?